家(新築・中古)、土地探し:2024年4月の記録

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被災した家は基礎が大きく破損したので修理をあきらめ、新しい家や土地を探すことにしました。(※上の画像はイメージです)

被災地での土地探しは困難でした。現地に行ってみると、地面に地盤が動いた痕跡や、ブロック塀や擁壁などにひび割れがあるなど、地震の影響がありそうな物件がいくつかありました。

田舎の土地は都会に比べれば安いのですが、商業施設に近い場所や、周囲の環境が良い場所は少なくとも500~600万円くらいします。300万円台の土地は悪くなかったのですが、形状が三角とか旗竿地だったり、家の前の道が狭かったり、建築や生活などがしにくそうな感じでした。

200万円以下になると、川に近い、荒れ果てた印象など周囲の環境がよくなかったりして、買いたいと思うような場所はありませんでした。いずれもネットで探した物件でした。

ネットで出ている物件は「余りもの」だという情報があったので、土地を探すなら住宅会社に相談してみた方が良いかもしれません。住宅会社は非公開の土地を所有している可能性があるからです。

ネットで新築の物件(建築予定を含む)をみつけましたが、2階建て30~33坪くらいで2500万円前後くらいでした。中古物件は築年数や状態によって大きく値段が違いますが、リフォーム済みの家になると安くても1800万円くらいします。新築よりも安くなりますが、そのような物件は非常に少ない状況でした。

被災した場所から離れても良いのなら選択肢があるのですが、「それほど遠くない場所」という条件が付くとかなり選択肢は少なくなります。

市が分譲地の募集をしていることを知る

途方に暮れていたところ、4月下旬頃に市が分譲地の整備を行っていることを知りました。応募締め切りはゴールデンウイーク明けくらいでした。

分譲地を購入して家を建てると、支援金(住まいづくり奨励金)が最大340万円(転入者の場合)もらえます。(※市内在住者は最大310万円)

  • 基本奨励金:270万円(住宅取得費の25%以内)
  • 加算奨励金
    転入者・市内業者:40万円(住宅取得費の2%以内)
    転入者・市外業者:20万円(住宅取得費の1%以内)
    転入者以外:10万円
    子育て世帯(子がいる世帯):一律10万円
    ZEH Oriented:一律10万円
    ZEH又はNearly ZEH:一律20万円

自分の場合は神奈川県から石川県に移住(家族は石川県で被災)するので奨励金は最大の340万円になりますが、すべての条件を満たせないので実際には基本奨励金270万円+加算奨励金30万円(転入者・市外業者で建設20万円、ZEH Oriented 10万円)になります。最大から40万円くらい減額されますが、それでもかなり大きな金額です。約380万円(約62坪くらい)を選んだ場合、実質80万円くらいになります。

分譲地には水道や下水の負担金も含まれているので、かなりお得な感じです。

申し込みが多くなると抽選になるので、確実に購入できる保証がないこと、海に近いので塩害が気になることなどが懸念点ですが、金額的にはかなり魅力的な物件です。

すでに家がある地域に新築するのと違い、全て新しく家を建てる人だけの区画になるので、人間関係が構築しやすそうなこともメリットだと思います。

今後、物価がどんどん上がることが予想されるので「家を建てるなら今しかない」と思い、覚悟を決めて分譲地に応募することにしました。

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