
2025年3月7日(金)、「エコジオ工法」で地盤改良を行いました。
土地は市が用意した「造成地」で、造成が完了してから5ヶ月くらいです。盛土をして間もない場合、地盤が安定していない(不同沈下が発生する可能性がある)ので、地盤調査では「建物の重さで沈下する(傾く)可能性があるので、地盤の補強が必要」という評価でした。
セメントを使った地盤改良は、「エコジオ工法」よりも価格は安く済むかもしれませんが、六価クロムによる土壌汚染、埋設物になるので土地の価格が下がる、地盤のアルカリ化による植物の生育阻害など、気になるデメリットが多かったので、自然素材の砕石だけを使用する「エコジオ工法」を選択しました。
「エコジオ工法」とは?
「エコジオ工法」とは、環境に配慮した砕石パイル工法で、産業廃棄物を出さずに地盤を補強できるのが大きな特徴です。セメントや鋼管を使用せず、砕石(自然の石を小さく砕いたもの)だけを使用します。他には、地盤沈下を抑えられる、液状化対策になるなどのメリットがあります。
■エコジオ工法のメリット
・産業廃棄物が出ないため環境に優しい。
・地盤の強度を高め、沈下を抑える効果。
・液状化のリスクを軽減する。(特に水分を含んだ地盤に有効)
・他の工法に比べて比較的短期間で施工ができる。
・砕石締固め作業の自動運転を行うので、オペレーターによる品質のばらつきが少ない。
■エコジオ工法のデメリット
・適用できる地盤が限られる。(粘性土や砂質土、ロームなどの地盤で施工可能)
・密集地や住宅地では音や振動が気になる場合がある。
・専用の重機が必要なので、設備費が高くつく場合がある。
・特定の土質での効果が限定的な場合がある。
「エコジオ工法」を選んだ理由
「エコジオ工法」を選んだのは、地盤沈下を抑えられることだけでなく、環境に優しい点や、液状化のリスクを軽減できることも大きなポイントでした。
工法はとても優れていると思いますが、実際に地盤改良にかかった費用は想定していた(80万円)よりもかなり高額になってしまいました。見積もりの内容は下記の通りです。(※価格は2025年1月の時点)
■エコジオ工法の費用
Φ320㎜ L=2.00m×19本
Φ320㎜ L=2.75m×8本
※表層改良+柱状改良で作業は2日
・材料一式:13.5万円
・専用重機:24万円
・重機回送費:12万円
・報告書作成費:2.4万円
・0.2BHレンタル費:1.8万円
・重機組立解体&砕石搬出:13.8万円
・BH回送費:7.2万円
・仮設改良(残土出し):29.9万円
・仮設改良(砕石入れ):36.7万円
・エコジオアカウント料:3万円
・仮設改良人口代(人件費など):26万円
・諸経費:10.3万円
・協力お値引き:-45.1万円
・小計:135.6万円
・消費税10%:13.5万円
・合計:149.1万円
費用は土地の状況や工事内容によって変わりますが、私の場合は「砕石による柱状改良」だけでなく、表層も改良が必要だった(こちらも砕石を使用した)ので表層+柱状改良になり、最初は合計で175万円台という見積もりでした。特に値引きは要求しませんでしたが、住宅会社の営業さんが頑張ってくれて149万円になりました。
表層改良(仮設改良)がセメントなら100万円(表層+柱状改良の合計)という見積もりでしたが、砕石で表層改良を行うと「残土出し」「砕石入れ」で66万円くらい余分に費用がかかります。
かなり予算がオーバーしてしまいましたが、それでも、液状化のリスクを軽減できる可能性がある「エコジオ工法」にこだわりました。2024年1月1日の「能登大地震」で被災して液状化の被害に遭ってしまったので、地盤の重要性を身に染みてわかっているからです。

